花粉症についてのあれこれ
投稿日時:2017-09-29 14:47:37
花粉症は、今や国民病といっていいほどの患者数を抱えています。スギ花粉による花粉症患者が多いので、何となく春先から初夏にかけてが多いように思えますが、実は1年中何かしらの花粉が飛んでいるのです。一見花粉とは縁のなさそうな冬場でも、ハンノキ・スギ花粉は少量ながら飛んでいます。
日本でよくみられる花粉症は、スギ・ヒノキなどの針葉樹、ハンノキ・シラカバなどのカバノキ科、カモガヤ・ホソムギなどのイネ科、ヨモギ・ブタクサなどのキク科の植物です。花粉症の原因は、これらの花粉が体内に入り込んだ時に、それを排除しようと抗体が反応するために起こるアレルギー反応です。人によって反応を起こす花粉の種類は違います。
花粉症は食生活が乱れていたり、睡眠不足やストレスが過剰な状態になっていると起こりやすくなるといわれています。予防には生活習慣を整え、しっかりと眠り、バランスのとれた食生活をすることが重要です。
花粉症の予防や、症状を抑えるのに有効な食べ物として、甜茶・緑茶、柑橘やイモなどのポリフェノールががあげられます。また、青魚に豊富に含まれるDHA・EPAもアレルギー反応を起こすヒスタミンの作用を抑える働きがあります。
花粉の季節はマスクや花粉症対策メガネなども活用し、なるべく予防できるように対策をとっておきましょう。
イチオシ |
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市販の風邪薬は
投稿日時:2014-05-21 12:03:39
最近になって、市販の風邪薬が効かないというのを知った人も多いのではないでしょうか。
市販の風邪薬は、風邪を治す薬ではなくて、風邪の諸症状を抑える薬なんです。
じゃあ、市販の風邪薬は飲まないほうがいいと思ってしまうでしょう。
風邪の時の症状ってけっこう身体には、ツライものの方が多くないですか。
それに風邪を引いてしまっても、仕事などでどうしても休む事ができない方が多いと思います。
本来なら、病院へ行けるのが一番いいのですが、難しい時には一旦でも症状を和らげる方がいいと思いますね。
市販の風邪薬でよくないのが、同じ薬を飲む行為なんです。
身体が市販の薬を異物だと認識して、防御反応によって解毒しようとするんです。
身体は、一度覚えたことはまた同じようになった時に行われてしまい、薬の効果を発揮できない事もあったりします。
市販の風邪薬を飲まなくてもいいように、風邪の予防をしっかり行う事も大切です。
子供の頃に言われた「うがい・手洗い」をする習慣をつける事だと思います。
イチオシ |
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アイスクリーム頭痛とは
投稿日時:2014-03-31 17:02:47
冷たいかき氷やアイスクリームを食べて、頭がキーンと痛んだ経験はありませんか。それは、アイスクリーム頭痛と呼ばれ、実際に医学書にも正式に載っているもので、きちんとした医療用語なのです。
医療の世界では、健康な状態でも頭痛のつらさが経験できるものとして、昔から研究が行われていました。
そもそも、アイスクリーム頭痛とは、冷たい食べ物を一気に取ることで、のどの神経が刺激されて、冷たさだけでなく痛みも伝達してしまい、頭の痛みを伝える神経までも刺激して、頭痛を感じるようになるのです。
片頭痛のある人では、ない人よりアイスクリーム頭痛が起こる率が高いとされ、共通のメカニズムで起こっているとすると、医療のための重要な研究材料になります。
そしてアイスクリーム頭痛は高温で湿度が高いほど起こりやすいと言われています。日本ではムシムシとした夏が当てはまります。
急激に食べることが原因の一つですから、ゆっくり味わって食べることで防ぐことができます。
帝王切開の由来
投稿日時:2014-03-24 17:00:33
帝王切開とは、子宮を切開することで赤ちゃんを取り出す手術のことで、医療現場ではよく行われています。
しかし、なぜ「帝王切開」と言うのでしょうか。その由来は、いくつかありますが、代表的な三つの説をみていきましょう。
一つ目は、帝王切開を意味するKaiserschnittというひとつのドイツ語を誤ってKaiser=皇帝、schnitt=切開と分けて訳してしまったことに由来する説です。
二つ目は、古代ローマ時代のユリウス・カエサルがこの方法で生まれたことに由来する説です。しかしこの説は、カエサルの母親が40歳過ぎまで生きていたことから、間違いではないかと言われています。
三つ目は、ローマ法(lex cesarea)において、「子供を救うために死にかけた妊婦の腹部を裂いて分娩させる」とあることに由来する説です。
このように、医療でよく使われる帝王切開の由来はいくつかあります。医療現場では帝王切開のことを、「帝切」や「カイザー」、「C-section」のように、略して呼ばれています。
風邪の原因
投稿日時:2014-03-17 15:25:12
風邪を引く原因は、のどや鼻などにウイルスが感染することにより引き起こされます。
感染するウイルスは200種類以上あり、一度感染して医療機関で治療しても、また感染してしまうのです。ですから、風邪はキッチリと予防しておかなければいけません。
原因を理解して予防しておけば、病院などの医療機関に行く回数も減らすことができます。
風邪の原因となる行動には、いくつかあります。その一つが、体温調整がうまくできないときです。
お風呂に入って湯冷めをしたり、薄着をしたりして風邪を引くのは、すべて体温調整が上手くできていないからです。
体温調整がうまくできないと、のどや鼻などにウイルスが感染しやすくなります。体温調整以外にも、ストレスなども原因になります。
また、栄養バランスの悪い食事をしたり、睡眠不足などの生活の乱れもウイルスに感染する原因のひとつです。
風邪を引いて病院などの医療機関に行きたくないなら、規則正しい生活をしましょう。