帝王切開の由来
投稿日時:2014-03-24 17:00:33
帝王切開とは、子宮を切開することで赤ちゃんを取り出す手術のことで、医療現場ではよく行われています。
しかし、なぜ「帝王切開」と言うのでしょうか。その由来は、いくつかありますが、代表的な三つの説をみていきましょう。
一つ目は、帝王切開を意味するKaiserschnittというひとつのドイツ語を誤ってKaiser=皇帝、schnitt=切開と分けて訳してしまったことに由来する説です。
二つ目は、古代ローマ時代のユリウス・カエサルがこの方法で生まれたことに由来する説です。しかしこの説は、カエサルの母親が40歳過ぎまで生きていたことから、間違いではないかと言われています。
三つ目は、ローマ法(lex cesarea)において、「子供を救うために死にかけた妊婦の腹部を裂いて分娩させる」とあることに由来する説です。
このように、医療でよく使われる帝王切開の由来はいくつかあります。医療現場では帝王切開のことを、「帝切」や「カイザー」、「C-section」のように、略して呼ばれています。
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